まゆびらき日記

虚実ないまぜの日記と小説。

パワーの配分と、読んだ本の文体

今日は朝から夕方にかけて2冊の本を読んだ。そして合間にぐっちゃぐちゃだった部屋を片付けた。その「ぐっちゃぐちゃ」部分には洗いたいけれど梅雨のせいで洗えていなかったシーツや、先週午前だけ着たけれど気温が合わなくて着替えて、そのまま洗い忘れていた服なども含まれる。やりたいことができたので、爽快感があったのだが、夕方予約していた美容院に出かけて帰宅後、床に転がるばかりでなにもできなくなってしまった。書き物をいくつか、しなければならなかったはずなのだけれど。

時間の使い方が、決してうまくない。そのわりに、人の三倍くらいやりたいことがある。昔は休日も含めてすべて手帳でマネジメントしようとしていたけれど色々と弊害があったので最近はやめている。仕事は手帳でマネジメントしたほうがいいに決まっているが、休日までやると息が詰まるし、できなかったことで「自分ダメだ落ち込みモード」になってより何もできなくなってしまったこともあったから。

でも、緩くでも手帳やノートに書いた方がいいのかもしれない、と思いつつある。やろうと決めたことがやれないのは、自己肯定感が下がる。後回しにすれば気持ちが焦る。最後の最後に体調を崩すこともある。だから元気のある週始めや、1日の中でも早い時間に、やるべきことを終えてしまえるように、計画したらいいのだ。「やりたいこと」と「やるべきこと」をきちんとわけることをしつつ。やることを詰め込みすぎる癖があるということも認識した上で。(今は「やりたいこと」を「やるべきこと」と認識してしまい、「やるべきことがいっぱいあって苦しい」という状態になる、ということが起こっている。べつに、全部やらなきゃいけないことじゃないのに。)

来週少し試してみようかな。


ところで、今日読んだ本なのだけれど、同じホラージャンルに属する2冊なのに文体が全く違ってとても面白かった。1冊が読み終わってすぐもう1冊に突入したので、あまりの違いにクラクラした。

1冊はとても平たい言葉で書かれていて、会話が多い。スルスルと読める。

もう1冊は時代設定のせいもあるが、文章がギュッと詰まっている。描写が多く、会話は少ない。思い浮かぶ情景の解像度もとても高い。

この2冊は同じ賞を過去に受賞している。なのにここまで違う。とてもおもしろく感じた。この2冊を、たまたまだけれど、同時に借りてきてよかった。どちらかというと私は後者の方が好きなので、図書館に本を返すまでの間、少し抜き書きをして研究してみようかなと思った。