まゆびらき日記

虚実ないまぜの日記と小説。

はじめて同人誌(二次創作)作ってイベント出てみた体験記②

初めて同人イベント出ることにしてとりあえず原稿を用意した前記事の続きです!

同人誌作りの過程:クリスタで扉とか奥付とか作る

表紙絵を描いてくれたパートナーが、絵描きなのでとりあえずクリスタは持っていた。最初縦式だけで本分ページ後書きまで全部作ろうと思っていたのですが、一度その想定で印刷してみたら彼女が「ダセエ」というので、それならばとクリスタ使ってみることに。

正直に言って新卒で入った会社で全員強制で受けさせられたイラレとフォトショの研修、受けてなかったらできなかった。だってそこの基礎がないと「レイヤーって何」から基礎的な学習をしないといけないわけで。ついでに言うならうっかり合同誌制作部隊のメンバーに巻き込まれてフォトショで原稿作ったことあってほんとよかった。一から学ぶのは結構大変だったと思う。(本文で苦しみすぎて時間が押してたので……)

クリスタはちょっと癖あるけど、タブレットでクリスタ起動してわからなかったら常に手元のスマホで調べる体制でやっていたら、意外とすぐに慣れた。大抵のものは「クリスタ+やりたいこと」の組み合わせで検索したら出てくる。

印刷所さんからダウンロードしてきたフォーマットを元に、試行錯誤。トンボのありなしなども印刷所さんによって違う模様。後述する今回使った印刷所さんはトンボなし入稿OKのところだったので、作りやすかった。

いろいろいじっているうちに楽しくなってしまって、最初本扉と奥付しか作らない予定だったのに目次と中扉まで作ってしまった。縦式で作った本文原稿PDFと一緒に扉や目次などのPSDデータを入稿したので、最後の最後、手元に本が届くまでほんとにちゃんと不備なくできるか不安だった。でも、大丈夫だった。私は感想が欲しいし推しカプ界隈に賑わって欲しいと常に思っているのでpixivとまろとTwitterQRコード、奥付の上のスペースにぜんぶつけた。強欲。

本文PDFデータ、一部PSDデータで作る方法はこちらのnoteをめちゃめちゃ参考にしました。小説書きにはとても役立つと思うのでぜひご一読を。

https://note.com/kohinatabunko/n/nb7ba07c99824


同人誌作りの過程:少部数を作れる印刷所を探す

ところで私のはまっているカップリングはとてもマイナーです。いやもうなんでいつもマイナーカプにばかりはまるのだと思うんだけど……今回はそれでも多い方かな……。でも多分支部ですら小説の書き手、名前がそらで言えるくらいしかいない。しかもいくら流行りジャンルとはいえコロナ禍中。漫画ではなく小説。きっとそんなに部数は出ないだろう。

ということでこのへんのページを見ながら印刷所を選び、今回はポプルスさんにお願いしました。びっくりするほど安かった。

https://368c.net/print/0007-2/


同人誌作りの過程:入稿する

表紙を含めた全部のデータが揃い、入稿へ。

私はこの段階で家に届かせるための入稿日をちゃんと把握していなかったので、表紙を描いてくれるパートナーに「土曜日が締め切りだから〜」とフワッと伝えていた。実際は「土曜午前入稿」が締め切りだった。みんな、入稿の締め切り時間はちゃんとみておこうね。

結局会場に直接搬入する形のぎりぎり納期で入稿。ZIPファイルにせずにデータ一個ずつ入稿したら「今度からZIPにまとめてね」とメールで印刷所さんから言われたが、それ以外はスムーズに進んだ。前に合同誌の制作やってた時は一部入稿データが間違っていて印刷所さんから電話をうけたりしていたが、今回はそういうやりとりが全くなくて逆に不安だったのだけれど、本に特に不備はなかったのでよかった。

私のようにPDFで本文原稿を作って、そのなかに挿絵入れたり中扉を別のデータ形式(クリスタで作るとPSDとか)で作る場合、何ページに何を入れるのかを入稿時の備考欄などでちゃんと指示しないといけないので、注意が必要らしい。印刷所さんのQ&Aページなどをよく読み込んでデータを作りましょう。

https://www2.popls.co.jp/pop/genkou/genkou.html

データはローマ字で名前つけないといけないのとか、ページ数をファイル冒頭につけるとわかりやすいとか、同人誌作るまで知らなかったー。


まとめ:同人誌作り楽しかった!

私の同人誌作り体験、大体書いてきたけれどこんなところだったと思います!あ、ほかにあるとすれば、人に表紙絵などを頼む場合は「こんなイメージ」って伝えないでお任せだと逆に描きにくいらしいと学んだことくらいか。

結論、本にする想定で文章を作るのはしんどいけど楽しかったし、クリスタを多少使えるようになりスキルアップした感もあるし、手元に本という形で作ったものが残るのが嬉しいし、なおかつありがたいことに感想までいただけたのでやってみてよかったです。

おわり!