まゆびらき日記

虚実ないまぜの日記と小説。

20221106 思いがけない「秋休み」

何曜日だかわからなくなるような日曜日。先週は木曜日に祝日があったこともあり、感覚が狂っている。

朝は気持ちよく晴れていた。行きつけのケーキ屋さんとパン屋さんに歩いて行く。美味しそうなものばかりでちょっと買いすぎてしまった。その上夜は、ビールを飲みに行ってしまったので完全にカロリーオーバーだ。食道楽は諦めたくないけれど、これで健康が保てなくなっては困る。そうでなくてもインドア派なのに無職期間中なのでさらに消費カロリーは減っている。来週はプールに行こうと決意する。

無職になってしまった経緯を時々思い返しては自問自答している。自分で決めたことだし、話をするとほとんどの人はこの決断を支持してくれる。でも、やはり私はつらいことから単に逃げたのではないか、これからも繰り返してしまうのではないかという思いがどうしてもよぎる。

たまたまパートナーが買ってきたタロットカードをやらせてもらったら、後悔が足枷になっているし、このままでいるとずっと後悔し続けることになると出ていた。買ってきたばかりなので全然切れていなかったから同じようなカードが固まっていたし、などと半信半疑ではいるのだけど、今の自分の状況を正確に表しているようでもあり、前に進まなければと思う。状況を打破する鍵はクリエイティビティらしい。それならばと、今日の午後は集中して仕掛かり中の小説を進めた。

こんなにガッツリ、やりたいことをやれる休みは久しぶりだった。メインの仕事を辞めるのと同じタイミングで副業も整理してしまったので、収入は完全に途絶えてしまったけれど一方で時間と体力の余裕ができた。以前だったら、週末でも半日は副業にかけなければならなかったはずだし、副業が終われば疲れきってしまい頭が働かなかった。そう思うと、私の決断は間違いじゃなかったのかも。

大切なものはたくさんあって、キャリアも、趣味も、夢も、なんにも諦めたくないしお金だってほしい。でも、自分にとっての最適なバランスが実現できなければ、きっとどこかで苦しくなる。そのことだけ念頭におきながら、思いがけない「秋休み」を過ごしたい。後悔は、ほどほどにしつつ。