まゆびらき日記

虚実ないまぜの日記と小説。

20221029 日記(おいしいパンを食べた)

遅く起きて、そのまま朝ごはんを作らずにパン屋に行った。お気に入りのパン屋なのだが近々閉店してしまうらしい。三千円分もパンを買ってしまった。食べきれなかったら一部冷凍するつもり。秋らしいお天気の中、外のベンチでパンを食べて、まだお腹が空いていて、テイクアウトできる店でいくつか食べ歩きをしながら歩いた。帰宅する頃には胃が大変なことになってしまった。

歩いて散策したりお買い物をしたりするにはとてもいい場所に住んでいる。定期的に住み替えを検討しては、でもやっぱりここが好きだからと思いとどまることを繰り返す。田舎の出身なので、田舎の良さも知っているのだけれど、生きるペースがゆっくりになるから、怠惰で意志の弱い私の場合、多分都会にいる人生より成し遂げられることは少なくなると思う。

午後は、小説を作ろうと思っていたけれど結局、好きなアイドルの出ているテレビの録画を見て、洗濯物を畳んで終わってしまった。こんなにゆったりした休みは久しぶりかも。

先週、仕事に関する大きなことがあって、とても落ち込んでいた。でも、決断しなかったらこんなに穏やかな休日は過ごせなかったと思う。野心だってあるしお金はほしい。でも、すこやかに生きられることのほうが私には大切だったみたい。

来週はすこし余裕ができるので、ぽかんとあいた時間を、本をたくさん読んだり小説を作ったり、お出かけしたりしてゆっくり過ごすんだ。