まゆびらき日記

虚実ないまぜの日記と小説。

2022-01-01から1年間の記事一覧

激動の2022 買ってよかったもの・サービス

毎年「今年こそは落ち着きたい」と思いながらなんやかんや怒涛の人生を過ごしている。それでもいつにも増して今年は動きの多い一年で、年初から仕事関係のトラブル、てんやわんやの副業やプライベートプロジェクト、夏には弱った老猫を拾い、10年ぶりくらい…

20221129 気分転換に出かける

今日は浅草に行った。カフェでモーニングを食べて、隅田川沿いを歩いて、またカフェで休憩して……そんなふうに過ごして、半日ほどで帰路に着いた。無職なのにお金を使いすぎてしまった。ただでさえブラックフライデーセールでお金を使ってしまったのに。明日…

20221124 あまり行かない駅で降りる

電車を二駅乗り継いでハローワークに行ったのだけれど、行ってしまってから私には手続きが不要だったと気づいた。多分来週か再来週にはどこかしらで仕事が決まっているだろうという状況であることが理由だ。時間を無駄にしたとは思わなかった。少し外に出た…

20221121 「置いておく」こと

朝のあまりの寒さに布団を追加したら、朝までぐっすり眠れた。日中は予定のない日ではあるが、早めに服を着替えて、朝ごはんをつくり、珈琲を淹れた。月曜日なので今週から来週の予定を手帳で確認……しようと思いはしたものの、今週はあまり人との約束や面接…

20221106 思いがけない「秋休み」

何曜日だかわからなくなるような日曜日。先週は木曜日に祝日があったこともあり、感覚が狂っている。 朝は気持ちよく晴れていた。行きつけのケーキ屋さんとパン屋さんに歩いて行く。美味しそうなものばかりでちょっと買いすぎてしまった。その上夜は、ビール…

20221029 日記(おいしいパンを食べた)

遅く起きて、そのまま朝ごはんを作らずにパン屋に行った。お気に入りのパン屋なのだが近々閉店してしまうらしい。三千円分もパンを買ってしまった。食べきれなかったら一部冷凍するつもり。秋らしいお天気の中、外のベンチでパンを食べて、まだお腹が空いて…

非日常から日常へと帰る途中

フランスに行ってきた。推しに会うための休暇だ。すごく疲れたし首と肩が飛行機によるダメージを受けすぎて後ろを振り向くと痛い。それでも、行ってよかった。文化の違いを感じた。食べ物や飲み物の違いや、お家のあり方の違いも。ちょっとフランスに住んで…

短編小説『運命の女』

その顔を見た途端、私は唐突に思い出した。 運命の女だ。 勢いよく地面を蹴って駆け出す。「え、ちょっと! どこ行くの!」 友人の戸惑う声が聞こえた気がしたがすぐに風の音にかき消された。全速力で走って走って、本校舎の敷地を出て、道路を超えて、柵を…

短編小説『茶筒の底』

おばあちゃんの茶筒には、女の子が住んでいる。 見せてもらったのは一度だけだったけれど、鮮明に記憶に焼き付いていた。 深い茶色に、藤の花が垂れ落ちる図柄の茶筒だった。おばあちゃんちの居間の飾り棚に鎮座するそれは、ガラス扉の内側の一番目立つとこ…

近況と最近の考え事

台風が日本列島を縦断中。数日前からいろんなものが重なって体調が悪く、仕事以外はほとんど床と並行になって過ごしている。台風による強烈な低気圧もそのひとつなんじゃないかと疑っている。 今日は午後からやっと起き上がれるようになって、成り行きで保護…

実家に帰らない夏に思い出す、うどんとぼたもち

昨年末に「帰省したくないよ〜〜〜」とごねていたら、弟が「姉ちゃんもう帰らなくて良いよ。俺が適当にやっとくからさ」と言ってくれたので、ご厚意に甘えまくって今年のお盆は帰省していない。あまりにも快適。パートナーと猫たちと一緒に好き放題している…

怖い話が好きだった

小学生三年生の頃、怖い話の本が読みたくて塾に通っていた。塾には「学校の怪談」シリーズが、学校に置いていないものも含めて全巻置いてあって、行くたびに新しいものを借りて帰ったのをよく覚えている。 学校の怪談シリーズ(ポプラ社) https://www.popla…

うつくしい歌の記憶と、意志を持つこと

高架をくぐると花の匂いがした。どうやら近くの家の薔薇がここまで薫ってきたらしい。脳内に音楽がひらめく。見渡す限りの前方には人がいない。後ろからも足音は聞こえない。香りを吸い込んで、口を開く。 童は見たり 野中のばら 清らに咲ける その色愛でつ …

創作占いの水煮さんに鑑定してもらいましたレポ

フォロワーさんもいいよ!って言ってたし、創作については常々悩みが尽きないので、創作占いの水煮さんに見てもらいました!半年以上抽選にトライし続けて、ようやくの当選。めちゃめちゃ楽しみにして当日に臨みました。逐語というよりは、簡易メモ的なレベ…

溜め込むばかりだと具合が悪い

私は本当にしんどい時、あんなに好きなはずのノートにすら向かえなくなるという癖がある。完全に頭がヒートアップしていて、同じことをぐるぐると考えている。この春はその傾向が顕著だったので、いかんいかん、手放さないと、と思ってあれこれやってみた。 …

はずれものとして生きる

何代さかのぼっても、おそらく農家である。 実家は兼業農家をしている。母方も父方も、祖父母は農家で祖父母も農家の出だ。 実家の近所には「本家」とされる家があるが、そこも農家である。本家といっても特別広いわけでもお金持ちなわけでもない。敬われて…

初夏、私の大好きな季節。

生まれたのがこの時期だからえこひいきしている、というのはきっとある。でも、私は初夏のこの時期がとても好きだ。日差しは生命力に溢れ、葉桜が青々とする。七分袖で出かけると少し寒いけれど、ひなたを歩けばちょうどいいくらい。春の間中悩まされる花粉…

書いて気持ちを整理する難しさ

長いこと気持ちを書き出してスッキリするという手法をやってきたのだけれど、最近うまくいかなさを感じている。 ノートや日記帳に書き出すのは、ちょっとだけパワーが要る。一度習慣が途切れてしまうと手帳を開くことすら億劫になる。それをやっていたほうが…

インスタントコーヒーを目分量で。

インスタントコーヒーをマグカップの底にからから落としながら、思い出す光景がある。 新卒で入社した会社でのことだった。あの頃は、ちゃんとインスタントコーヒーをスプーンで測って淹れていた。普通の時はスプーンに三杯。残業が続いている時はその倍くら…

本を読む時間と集中力を取り戻したい

最近、「文章を書く人にはインプットが大事」という記事を読んだ。それは本当にそうで、やるべきだと思っている。けれど、高校生の頃と今を比べると、読書量は30分の1くらいになってしまっていると感じる。 読書には時間と心の余裕が必要 きっと過去には本を…

評価されることは、怖い

今年は勝負の一年にしたい。そういう想いが強まっている。 この半年くらいで本当に色々なことがあって、いいことも悪いことも、当たるかわからない星占いさえも、全てが一つの道を指し示しているように感じてしまっている。 オリジナルの小説を作って、章に…