まゆびらき日記

虚実ないまぜの日記と小説。

20231125、26 ずっと眠い日

土曜日はずっと眠かった。朝は10時近くまで寝て、出掛けて、昼寝して、また出掛けて、ごはんを作って食べて、また少し寝た。日中の活動の途中、身体から血液が出始めているのを知って、やたら眠かったのはこのせいかと思い至った。そういえば数日前からいやに落ち込む日が多かった。

 

こういう日は、いつも考えなくてよいことまで考え始める。たとえば、自分の創り出す文章のつまらなさについて。こういう日に自作を読み返しては駄目だ。才能なんてないし磨くのには相当な時間がかかる、つまりもう遅い、などと思い始める。

 

ほどよい運動は、ストレスを忘れさせ気持ちを楽にする効果があるという。しかしこの日は出かけた際に「ほどよい」を大幅に超えた歩数歩いてしまったので疲れ切ってしまい、落ち込みにはマイナスに作用した。あまりに疲れ過ぎたせいか、夕飯のスキヤキに春菊を入れ忘れた。パートナーがあまりにスキヤキの春菊が好きなために2袋も買っていたのに。途中から入れたので、結局1袋しか使わなかった。あまり気分の持ち上がらないまま、ベッドに入って眠った。

 

日曜の朝。起きた時間が珍しく10時半を過ぎていて、しかも途中で目覚めることもなかったので、よほど眠かったのだと思った。あまりにも腹が痛くて朝イチで薬を飲むが、気分は昨日よりずっとマシ。私の場合、血液がドバドバと出始めると気分がよくなってくるのが常だから、今回も数日前からの妙な落ち込みはホルモンのなせるわざだったのだろう。昨日考えたことはすべて忘れてしまおうと思う。

 

飼い猫を健康診断に連れて行く予定になっていて、採尿後にペットキャリーに詰め込まねばならなかったのだけど、採尿用の普段使っているのとは違う猫トイレを用意したら、警戒して全くトイレに入ろうとしない。少し入ってもすぐに出てきてしまう。困った。しばらく待ってなんとか1匹分の尿は採取できたが、残念ながらもう1匹の分は取れず。そこから急いでキャリーに詰め込もうとしたけれど、すでにトイレのくだりで「なんか今日はおかしい」と感じさせてしまったらしく、いつものように甘えてこない。結局、大捕物となったが猫たちは捕まらなかった。予約の時間直前に、愛猫にひっかかれて深い傷を作り傷心の私の代わりにパートナーが電話をかけてくれて予約はキャンセルとなった。せっかくとった一人分の尿だけ持参して、尿検査をしたが、問題はなさそうだった。よかった。

 

夜、疲れ果てたわたしたちはお好み焼きを食べに行った。チーズに弱い私はチーズが大量にのったお好み焼きでお腹を下した。好きなのに食べるとお腹を下すのはつらい。でも、昨日に比べたらずっと気分良く一日を終えられた。なかなか大変な土日だった。