最近、「文章を書く人にはインプットが大事」という記事を読んだ。それは本当にそうで、やるべきだと思っている。けれど、高校生の頃と今を比べると、読書量は30分の1くらいになってしまっていると感じる。
読書には時間と心の余裕が必要
きっと過去には本を読んでいた多くの人が、仕事を持って、家庭を持って、スマホを手にしてSNSやゲームをやるようになり、今は読書量が減ったと感じている。私もその一人だ。
理由は単純で、忙しくて、疲れている。読書ってそれなりに知的体力と心の余裕が必要な行為なので、なかなかそちらに意識が向かわない。
読書の快楽って、得るまでにそれなりに時間がかかる。一冊を読み切るのに早くても二時間、ゆっくり読んで四、五時間かかるし。読後の気持ちの変化の深さや心への残り具合は他の媒体と比べても抜群なのだけれど。ついつい、気軽に早く読める漫画や、30分で終わるテレビドラマ、もっとすぐに終わるYouTubeやスマホゲームに向かってしまう。そういうお手軽なエンタメに慣れてしまうと、読書を続けられる集中力がどこかにいってしまい、休み休みじゃないと読めなくなってしまったりもする。
ツム廃人になってしまった
告白すると、実は最近ツムツムランドというゲームにハマりすぎて1日数時間をツムツムランドに費やしている。以前はTwitterをやりすぎることに悩んでいたが、Twitter時間が大幅に減った分ツムツムランドをやっている。何の意味もない。
仕事とプライベートで関わっている活動が同時に大変な状況に追い込まれていた時に、気分転換にとパートナーがやっているのを見て始めたものだった。確かにその時は救われた。ぐるぐると回って苦しい思考が、パズルとツムの育成に集中することで一時断ち切れたから。でも、その状況が終わってもずっと長時間没頭してしまうのはいかがなものか。本当にツムツムランドはよくできたゲームで、人の注意を引き、ずっとゲームの世界に留めておくことができてしまう。そのことには、やり始めた時から気づいていて、私はゲームをインストールしたその日から、やべーこのゲームツム廃人製造機だ、と言っていた。
危険性には気づいていたのに、私はれっきとしたツム廃人になってしまった。
とはいえ読みたい本と、やりたいことがある
こんな状況であるのに、気持ちだけは本を読みたいものだから、積読の山がなんと3つになってしまった。これまでは積読の山、あっても1つまでにしようと思っていたのに。最近はついついハードカバーで買ってしまうものだからこのまま読まなかったら数万円の損失になる。もったいない。
それに私はついこの前小説やコラムを書くことを今年は頑張るぞ!と決意したばかりなのだ。いくら同人誌の締め切りが終わったからって、そして次に出すのが秋だからって、このままぼんやりツムツムをやり続けていたら満足いく作品を作れず賞への応募も一つもできずにいつの間にか一年が終わってしまう。
本を読む、文章を書く。その時間をちゃんと作っていけるように、まずはスマホから離れている時間をたくさん作れるようにしたいと思う。(というわけなのでスマホ依存脱却の一環としてnoteもちゃんと書こうと思います)
前よりは進歩している……はず!
そう言えば以前も似たようなこと言ってたなあと思ってこの記事を見返しました。前はスクリーンタイム9時間だったと書いてあるけど、今は6時間になっているのでこの時よりはマシになってきている! この勢いで1日のスクリーンタイムを4時間以内に減らしたい。
https://note.com/kamoshida5656/n/n54b13775ca86
最後に、自分への戒めのために読書量を増やすことで得たいものと、スマホ依存がなくなったらこんなことができるよ!ということのリストを書いて終わろうと思います。
読書量を増やしたい目的
長めの小説を読む人を飽きさせないように書けるようになりたいので、物語のつなぎと一つ一つの場面の長さ、回想の入れ方を掴みたい
魅力的な登場人物が書けるようになるために会話と特徴の出し方を研究したい
新たな好き作家さんを発見したい
「今の」フェミニズムがそれなりにわかるようになりたい
読書以外の、スマホなしの時間にやりたいこと
自分の気持ちと頭のキャパのコントロールができるように、気持ちや考えたことをノートに書き出す
手帳を見ながらやることを考える
noteを書く(頑張れそうだったらメインブログを復活させる、ただし役割分担を考えましょう)
眠らせている小説やコラムをnoteに載せられるか考える
直しフェーズの小説の設定とプロットをまとめ直す(毎日ちょっとずつでも入れていったら2週間くらいでできるはず)
猫と集中して遊ぶ、撫でまくる
リングフィットまたはテレビの方のYouTube見ながら筋トレする
コンサートDVDを見て元気を出す
映画やドラマを見る
お部屋を片付ける(特にクローゼットと棚)
よっしゃ!
来週から頑張ります!!