まゆびらき日記

虚実ないまぜの日記と小説。

20231109 猫はいいな

 今日は忙しかった。ただでさえ忙しいのに更に仕事をぶち込まれて激おこになってしまった。

 私は毎日定時に帰っていますが暇なんじゃないんですよ。必死で定時に帰れるように仕事してるわけで。まったくもう。

 ぷんすかしながら帰ってきて、ご飯を作った。ホタテとじゃがいものガリバタ醤油炒めはおいしくできたけど、冷凍ごはんをあっためる時間が少なくて、パートナーにリクエストされた卵かけご飯が冷たかったのが残念だった。

 だらだらして、早めにお風呂入って、猫たちと遊んだ。しばらく遊んだあと、ストレッチをし出すとギャン鳴きする猫。何故かうちの猫たちはいつも私がストレッチをしていると鳴き出す。猫にも、暇だと思われているんだろうか。それとも変な動きを近くでされるのが嫌なんだろうか。

 ストレッチをやめて、両手で二匹を撫でていたら満足したらしく、ペットベッドの上に移動してくっついて寝始めた。かわいい。猫はいいな。おいしいご飯もらって、あそんで、甘えて、うそっこの戦いでストレス発散して、眠って。いそがしいとか、つらいとか、なさそうな生活。ただ、退屈はあるかもしれない。どこにも出かけられない。たった数人・数匹の関係性の中でずっと生きていく。たまにビー玉みたいな綺麗な目でじっと空を見上げて、それで満足しなくちゃならない。

 私は退屈しすぎると死にたくなっちゃうから、猫ちゃんのような生活は向いていないかもしれない。欲も多い。……ああ、でもやっぱり猫ちゃんになりたい。余計な欲などあるからつらくなる。今あるものだけで事足りて、退屈に甘んじて、だらだらと眠っていたい。疲れているね。うん。疲れてるかも。

 おやすみなさい。あと一日頑張ったら、おやすみの日が来る。